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滋賀 NHK NEWS WEBで丸三ハシモトの新開発の絹絃が紹介されました。
丸三ハシモトと国の研究機関が、従来のものより耐久性が高いという絹糸の三味線の弦を、新たに開発しました。
以下 滋賀 NEWS WEBでの記事
弦を開発したのは、古くから琴や三味線などの和楽器の弦の産地として知られる長浜市木之本町にある老舗の弦メーカー「丸三ハシモト」と、国の研究機関「農研機構」です。
開発されたのは、三味線の3本の弦の中で、最も細く切れやすいとされる「三の糸」として使う絹糸の弦です。
メーカーによりますと絹糸の弦は、化学繊維のものと比べて音色が繊細で、きれいな余韻を残すため演奏家などに人気ですが、一方で演奏中に切れてしまうこともあり、大きな課題となっていました。
今回「農研機構」が、高い強度の糸を作り出す新しい品種のカイコを育成し、その糸を使うことで、従来の製品より耐久性が高い弦の開発に成功したということです。
また従来の製品より、大きくはっきりとした音が出せるため、大きなホールなどでの演奏会に適しているとしています。
丸三ハシモトの橋本英宗 代表取締役は「絹の弦の音質を後世に残したい。素晴らしい音色と耐久性のある安心感を届けてできるかぎり絹の弦を使ってほしい」と話していました。
以下 NHK紹介ページ
滋賀 NEWS WEB 耐久性の高い三味線用の絹の弦 長浜市の弦メーカーなどが開発
2024年08月08日