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平成25年度 伝統的工芸品産業大賞
作り手部門 準グランプリ受賞
関連工芸品名:楽器糸(滋賀県知事指定伝統的工芸品)
当社社長橋本英宗が、平成25年度の「伝統的工芸品産業大賞」で準グランプリを獲得し、県庁で平成26年3月4日、嘉田由紀子知事に受賞を報告させていただきました。
伝統工芸品の振興に貢献した人を顕彰するため経済産業省の外郭団体・一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会が平成23年度、同賞を創設しました。伝統産業の振興や活性化に功績のあった人を表彰しています。「作り手」部門(技能保持者)と「活性化」部門(技能保持者以外の者)の2部門があり、平成25年度は全国からグランプリ1人、準グランプリ4人、功労賞38人の計43人が受賞しましたが、その中において作り手部門で準プランプリを受賞しました。ちなみに今回のグランプリ・準グランプリ受賞者で、経済産業省指定伝統的工芸品以外から選出されたのは橋本のみでした。
受賞理由として日本の伝統的な楽器の弦製造の技術継承に貢献していることが評価されました。琴や三味線などの弦は絹が使われていますが、近年はナイロン製などが増えております。しかし、「優しく深みのある音色を奏でる」と絹製の弦に力を入れ、昨年は中国に輸出を始めるなど世界に通じる商品開発にも乗り出しました。
※「伝統的工芸品産業大賞」とは
我が国の伝統的工芸品産業の振興に関し、各々の立場から特に功績のあった方や、これまでいわゆる「縁の下の力持ち」的立場にありながら、著しい功績のあった方を顕彰するため、平成23年度に創設されました。
「作り手」部門(技能保持者)と「活性化」部門(技能保持者以外の者)の2部門から構成されます。
平成25年度伝統的工芸品産業大賞受賞者の内訳
部門 | 賞区分 | 経済産業大臣 指定工芸品 |
経済産業大臣 指定以外の工芸品 |
合計 |
---|---|---|---|---|
作り手部門 | グランプリ | 1 | - | 1 |
作り手部門 | 準グランプリ | 2 | 1 | 3 |
作り手部門 | 功労賞 | 15 | 9 | 24 |
活性化部門 | 準グランプリ | 1 | - | 1 |
活性化部門 | 功労賞 | 13 | 1 | 14 |
合計 | 32 | 11 | 43 |
※「一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会」とは
昭和49年の「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」(略称「伝産法」)の制定に伴い、伝統的工芸品産業の 振興の中核的機関として、国・地方公共団体・産地組合および団体等の出資等により、民法第34条に基づく財団法人として昭和50年に設立されました。
平成23年5月、新たな振興を推進していくため、一般財団法人に移行し、全国の伝統的工芸品産業の振興を図るとともに、一般消費者・生活者が伝統的工芸品を正しく理解していただくことを目的として、国・地方公共団体・ 産地組合およびその他の機関の協力を得て各種事業を実施しています。