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商品情報

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繰糸 くりいと

繭(まゆ)1つから1本ずつ出ている繭糸を集束して、生糸を作ります。

丸三ハシモトではこの繰糸も手作業で「小枠」を使いながら巻き替えていきます。

寸法取り すんぽうとり

糸へ一定の長さで結びをつけていく作業です。

合糸 ごうし

五本の糸を集めてひとつに巻きかえる作業です。

目方合わせ めかたあわせ

一本に撚り合わせる原糸の量を決定します。原糸の太さは一定ではないので、撚り合わせる量は糸の本数ではなく重量で揃えます。

この使用する糸の量を目方で計り、一定にする工程が目方合わせです。

撚糸 ねんし

糸をそのまま、あるいは数本合わせて、撚り(より)を掛ける工程です。太さによって撚る回数が違います。

 

染色 せんしょく

三味線の糸は、昔から楽器との色合いを考え、黄色に染められていました。その染料にはショウガ科のウコンの根茎からとられるウコン粉が用いられています。

糊煮込み のりにこみ

撚り合わせた糸同士を接着するために行われる工程が糊煮込みです。薄く削ったかき餅を煮溶かして濾した糊餅と一緒に糸を煮込み、餅の粘りが糸の接着力を強めます。

糸張り いとはり 〜 乾燥

糸を引っ張りながら柱にかけていき、自然乾燥させます。

節取り 〜 選別

糸に残った節を削り取ります。肉眼では見落とす場合があるため、指の感触を頼りに探り当てていきます。小さな小さな節でも、弾き手の指にかかって演奏の妨げになることもあります。

糊引き 〜 乾燥

糸を糊に浸して表面をコーティングし、乾燥させます。このとき、糊が薄いとすぐに剥がれて音に張りがなくなり、厚すぎると糸は丈夫でも音が響かなくなります。

切断

定められた寸法に糸を切断していきます。

 

紙付け 〜 糸巻き

竹製の筒に巻き取って形をつけ、筒を抜き取り紙で巻きとめます。

完成品 三味線糸

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